ワーゲンバス センターリンクブッシュ 

 

ワーゲンバスのセンターリンクブッシュ交換作業です。

ガタガタで車検通りません。。。(-_-;)

 

 

全体にグリス汚れが酷かったので出来るだけ綺麗にしました。

 

 

 

交換するパーツです。

 

 

 

ブッシュのグリス溝の加工が甘く

そのままではニップルからグリスが入り難い感じなので

加工してから取り付けました。

新品の部品がそのままでは使えない事にも

最近はもう馴れました。

海外の工業製品の品質管理は最近どうなっているんでしょうか??

ビックリするような製品が時々送られてきます。

(クラシックカー業界だけなのかな?)

コストと効率を最優先した結果ですかね。。。

低価格、低品質の物は誰も求めてないし

もっと大事な事があると強く思う今日この頃です。

 

 

 

ワーゲンバス キングピンオーバーホール

 

 

ワーゲン バス のキングピンオーバーホール作業です。

 

 

長年のグリス汚れですごい事になっています(-_-;)

 

 

 

 

 

ひたすら洗って、分解!分解!

 

 

キングピンブッシュを抜く作業ですが、専用の治具が無いので
持ってる工具をいろいろ組み合わせて抜きます。
これが硬いのなんの!(ーー;)
何とか抜けました。

 

 

交換するパーツです。
この真鍮を圧入したあと
内径を少しずつ削っていきます。

 

 

内径を削る時必要になるアジャスタブルリーマー。
右側の箱がパイロット付きで上下の真鍮の
センター出しが出来る構造になっています。
(1個ずつをいくら正確に削っても上下のセンターが出てないと
組み上がった時にはガチガチもしくはユルユルになります。)
このパイロット付きのリーマーが噂では数年前に製造中止になったそう。。。

 

 

会社名見るとなんとご近所、京都の山科で製造されている!
無くなると困る工具なので、再販してもらえないかと電話で尋ねた
『今、使う人いませんしね〜』と軽くあしらわれてしまいました。
左の木の箱に入っているパイロット無しの方は
以前勤めていた会社の社長や会長の代に
使っておられたのを頂いたもの。感謝です。
きっと半世紀ほど前の工具ですが箱の状態を見ても
刃の状態を見ても大事に使われてきたんだろうなぁとしみじみ思います。
どちらも大事に使おうと思います!

 

 

はい!写真撮り忘れていきなり完成!

 

無事取り付けも完了。
キングピンは
羊かんに包丁を入れた時の硬さに組み上げる!
と教わりました。
上下のブッシュのセンターを出しながら
1/100mm単位の基準値に合わせて削っていきます。
すごく精密で高度な作業に聞こえますが
結局最後は人間の感覚です!(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビートル フロント ショック 交換

車検整備で入庫のビートル1303S。

以前から気になっていたフロントショックのガタツキ

交換します!(^_^)

 

 

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稀に見る磨耗具合。ピストンロッドが傾いています!(-_-;)

 

 

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前回替えたのいつだろう。。。(-_-;)

 

 

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右が新品。

左側、ロッドの傾きが酷い。。。

減衰力は0に等しいです。

 

 

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ナットまで磨耗してこんな状態です。

 

 

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汚れを落として塗装。綺麗になりました!

 

 

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完成!

アッパーマウントも交換しました。

これは試乗が楽しみです!(^^)

 

 

ワーゲンの整備

いつもアピアのブログをご覧いただきありがとうございます。
遅くなりましたが、今年最初のブログ更新です^^
 
今年の仕事始めはビートルの車検とクロスポロの納車整備でした。


ビートルの車検整備は、ハブベアリングの交換、
サイドブレーキワイヤーの交換、ロアアームのブーツ交換、
タイヤの交換などその他色々と盛りだくさんでした。


今年最初の販売車両はクロスポロ。


走行20000kmで特に不具合箇所はないのですが
ロアーアームのブッシュがよく千切れますので、あらかじめ交換しておきました。


取り外したロアーアーム。


右が交換前のブッシュで左が新しいブッシュです。
2本で支えていた物が4本で支える構造に対策されています。
この車両はまだ千切れていませんが、2本で支えている物は切れやすいので
前もって対策品に交換しておきます。






年始は大雪で若干閉ざされましたが、今は道路に雪はありません^^




ハンケイ500mも届いています。
ご来店の際はご自由にお持ち帰り下さい。

岩倉操車場前(vol.23)と田中大久保町(vol.22)




本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。





appia HP
 

ビートル 点検

点検で入庫のビートル。
定期点検とチャージランプが点くので見てほしいというご依頼。
チャージランプが点いた原因はファンベルトでした。

バラバラになったファンベルト(左)と
新品のファンベルト(右)


今日はキャトルとパンダの入庫もあり工場は満車、、、今夜は残業です(^^;;)











VWビートル1303S 車検整備

VWビートル1303Sの車検整備です。

ブレーキライニングの交換中。

高速でハンドルがぶれる原因は、
ステアリングロッドのボールジョイントのガタでした。交換しておきます。

前から怪しかったスターターも交換。


エアークリーナーも交換。
上が新品。下が交換前。こんな色になるまでよく頑張ってくれました。


スキーに行かれるとのことで、キャリアを設置。



お忙しい中、車を取りにきて下さったオーナーさん。
ありがとうございました。奥様とのスキー、楽しんできて下さいね。

 


VWカラベル 納車整備

VWカラベルの納車整備。

前後スプリング、ブーツ類、オイル類の交換
塗装、スピードメーターの修理などの作業をしました。

先日、無事にお渡しできました。

納車前から鍵にお気に入りのキーホルダーを付けて、
楽しみにして下さっていたオーナーさん。ありがとうございました。


タイロッドやアッパーアーム、怪しい状態のブーツは全て交換します。


ボールジョイントはしっかりしているのでブーツのみ交換しました。




外したFスプリング(上) 新しく取り付けるFスプリング(下)


外したRスプリング(左) 新しく取り付けるRスプリング(右)


スプリング交換前。ずいぶん車高が下がっています。乗りにくい(ーー;)
VW

スプリング交換後。ずいぶん車高が上がりました。乗りやすい(^・^)
VWカラベル

真面目にノーマルスプリングに戻して
これだけ車高も上がったのに、、、、検査官に『車検証より2cm低い』と指摘され
構造変更申請出さされました(ーー;)。。。でもこれで次回から安心です!

スピードメーターも修理。
VWカラベル

ドアほか数箇所塗装。 
VWカラベル

水が溜まりやすい場所なので後のことを考えて塗装前の下処理は入念にしておきます。
VWカラベル

塗装後。


「顔」も塗り替えて綺麗になりました。
VWカラベル




appia  HP

石垣島のVWタイプ2

オースチンヒーレースプライトMK1納車のつづき。

石垣島で走っているワーゲンバスのオーナーさんにもお会いしました。
錆が酷いのでレストアをしたいとのことで、いろいろとお話を伺いました。
TOMMYさん、ご紹介いただきありがとうございました。
新しい出会いに感謝です。


せっかく、苦手な飛行機に乗って、石垣島まで来たんやから。
という事で、、遊びも少し。
いつも山奥で暮らしている私たちにとって、石垣島や竹富島の
海が見える景色は新鮮でリフレッシュできました。

石垣島の川平湾 


竹富島のカイジ浜 
(木の間から見える海がお気に入りです。)

石垣島滞在中、お世話になった皆様、ありがとうございました。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。





appia  HP







 

VWタイプ2 塗装あがり

塗装から帰ってきたVWのタイプ2。綺麗になりました。
外していたパーツを取り付け、先日、オーナー様へお返ししました。
いつもありがとうございます。

VWタイプ2

今日のアピア周辺は大雨の一日です。
ご来店予定のお客様。視界が悪くなっていますので気をつけてお越しくださいませ。




appia  HP




VWタイプ2 塗装準備

ワーゲンバスの塗装準備をしています。 塗装するのは「顔」。
ヘッドライト、ウインカー、フロントガラス、ワイパー、バンパーを
外しておきます。

一番大変なのはガラスのコーキング除去、、、。
組み付けの際、新品のゴムを組んでも雨漏れするので
コーキングをするのですが再塗装の際はこれを剥がすのが大変!
誰がこんな丁寧にコーキングしたんだ!?
僕です、、(-_-;)

作業前
VWタイプ2

コーキング除去中


作業後
VWタイプ2