appiaのレストア日記 / 京都のクラシックカー専門店アピア  

1950年から1970年代を中心とした欧州車のレストア・メンテナンスの過程や日々の様子を公開しています。
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ワーゲンバス キングピンオーバーホール

 

 

ワーゲン バス のキングピンオーバーホール作業です。

 

 

長年のグリス汚れですごい事になっています(-_-;)

 

 

 

 

 

ひたすら洗って、分解!分解!

 

 

キングピンブッシュを抜く作業ですが、専用の治具が無いので
持ってる工具をいろいろ組み合わせて抜きます。
これが硬いのなんの!(ーー;)
何とか抜けました。

 

 

交換するパーツです。
この真鍮を圧入したあと
内径を少しずつ削っていきます。

 

 

内径を削る時必要になるアジャスタブルリーマー。
右側の箱がパイロット付きで上下の真鍮の
センター出しが出来る構造になっています。
(1個ずつをいくら正確に削っても上下のセンターが出てないと
組み上がった時にはガチガチもしくはユルユルになります。)
このパイロット付きのリーマーが噂では数年前に製造中止になったそう。。。

 

 

会社名見るとなんとご近所、京都の山科で製造されている!
無くなると困る工具なので、再販してもらえないかと電話で尋ねた
『今、使う人いませんしね〜』と軽くあしらわれてしまいました。
左の木の箱に入っているパイロット無しの方は
以前勤めていた会社の社長や会長の代に
使っておられたのを頂いたもの。感謝です。
きっと半世紀ほど前の工具ですが箱の状態を見ても
刃の状態を見ても大事に使われてきたんだろうなぁとしみじみ思います。
どちらも大事に使おうと思います!

 

 

はい!写真撮り忘れていきなり完成!

 

無事取り付けも完了。
キングピンは
羊かんに包丁を入れた時の硬さに組み上げる!
と教わりました。
上下のブッシュのセンターを出しながら
1/100mm単位の基準値に合わせて削っていきます。
すごく精密で高度な作業に聞こえますが
結局最後は人間の感覚です!(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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